10-FEET







"Re:springman+〜Indies Complete Disc〜"




日本のミクスチャーメロコアバンドのインディーズ時代の音源を纏めたベストアルバム。


PUNKSPRING 08に出演するバンドでキャリアが特別長いと
言うわけではないが精力的な活動を行っているのか
リリースされたアルバムの数はかなり多く今はユニバーサルから
アルバムをリリースしメジャーで活動しているようだ。
本作はそんな彼らのインディーズ時代の楽曲を纏めた
ベストアルバム的な色合いを持ったアルバムだが曲によっては
リミックス、リアレンジされたものもある。

音楽的には分かり易く言ってしまえばハードロックやレゲエ、
ラップ、ミクスチャーの要素を混ぜ合わせた疾走メロコア
といった
ところだろうか!?音質は良くは無いが荒々しいハードな
バンドサウンド
はたしかにハードロック系だしラップ風
パートやターンテーブル音ミクスチャーの要素である。
ヴォーカルはエモとメロコアの中間っぽい声質でレゲエ風の歌い方や
ラップもこなす
器用さを持っているぞ!歌唱力そのものもパンクとしては
高いほう
だ。1曲目はどこか哀愁あるメロディーが駆け抜ける
疾走メロコアスタイルを基本としつつも中盤にラップ風のパート
あったりするぞ!2曲目はターンテーブルをキュパキュパする音やラップ風の
ヴォーカルが聴けるミクスチャー寄りの曲。だがサビはメロコアだな。
3曲目はハードロック風イントロ、ラップ風ヴォーカルに始まり
サビは哀愁クサメロコアとなるまさにごちゃ混ぜ感バリバリの曲調だ!
4曲目はアップテンポで叙情性のあるメロディーが聴けるエモ寄りの曲。
ヴォーカルの歌い方がレゲエの影響を感じさせるかなりコミカルな
スタイル
なのが独特だな・・・!6曲目はハードロック的なギターリフに
始まるもコミカルなアレンジが施され笑いを誘うがその後疾走しクサい
哀愁叙情メロ
を聴かせてくれるぞ!8曲目はハードロック的な
イントロ
に始まり爆走し哀愁メロが飛び出す!まぁ日本語詩で
下手すりゃ青春ションベンパンクに成り下がっちまいそうな
青さがあるがメロが良いので楽しめるな。11曲目はキャッチーな
コーラスを纏い爆走するメロコアだ!16曲目もサビで疾走しクサめの
哀愁メロ
を聴かせてくれるぞ。


メロコアにミクスチャー要素を組み合わせ曲によってはハードロック要素や
ラップ、レゲエスタイルのヴォーカルが顔を出すなかなかにユニークな
スタイル
を持っているが部分部分で青春パンク臭くなったりコミカルな
要素
が顔を出したりする点が気になるリスナーもいるだろうな。
まぁ個人的には独自性を持ったアレンジだと肯定的に受け止めよう!



Amazon.co.jpで見てみる

タワーレコードで見てみる



満足度 78% お気に入り曲 FELLOWS 1.5、RIVER、
IN THE END、FUTURE、BE FRIENDS AGAIN、ANXIOUS







"VANDALIZE"




日本のミクスチャーメロコアバンドの7thアルバム。


叙情性青春パンク的青臭さを併せ持ったメロコアにミクスチャー要素
大胆に導入した10-FEETの新譜である!とっくにメジャー行きを果たしているが
本作を聴く限りでは露骨なセルアウトは無くインディーズ時代から
変わりないミクスチャーメロコアをプレイしているようだ。曲によっては
女性ヴォーカルも使われているぞ!

1曲目は出だしこそストロングなメロコアだが途中なぜか
穏やかなレゲエと言うかラウンジ、ボサノバ風アレンジに
なったりとかなり変な雰囲気を持った曲だ!どこかSYSTEM OF A DOWN
思い出すな。2曲目はハードロック色濃いリフに始まりその後
ブラストっぽいドラムでアグレッシヴに爆走!なかなかにへヴィな
アレンジ
で途中ミクスチャー色濃いターンテーブルも顔を出すぞ!
4曲目はうってかわってヒップホップスタイルとなっている。
5曲目は再び哀愁疾走メロコアでサビのコーラスには女性シンガー
参加しているのだろうか!?8曲目は穏やかさのあるアレンジ
歌謡曲クサい叙情メロが聴ける曲。10曲目はワウをかましたギターがかなり
ラウドなHR/HM色濃い曲と思わせておいてヒップホップ、ミクスチャー要素も
バリバリ顔を出すカオスな曲調である!この辺はSYSTEM OF A DOWNの
影響
なのだろうか!?


カオティックコアではないが様々な要素が取り込まれており
一筋縄ではいかない独特のミクスチャーロックをプレイしている
バンドである!だが曲によっては日本人の琴線に触れる歌謡クサメロ
存在していたりするのでけっこうとっつき易いと言えるだろう。
彼らもまた日本のSYSTEM OF A DOWNと呼べそうなバンドである!



Amazon.co.jpで見てみる

タワーレコードで見てみる



満足度 78% お気に入り曲 B.D.H、wander?、雨







"Life is sweet"




日本のミクスチャーメロコアバンドの8thアルバム。


日本人好みの哀愁メロディーを持ったメロコア、エモ
主体にラップやメタル、モダンへヴィネス、果てはレゲエ等を
貪欲に融合させ独自のミクスチャーを形成するキャリアある
国産バンドの最新作である!自身の地元である京都で
大型フェスを自ら主催し成功させる
などバイタリティーある
活動
を見せているようで、本作の宣伝スナップはなぜかメンバーが
80年代メタルのコスプレ(!?)をかましており頭の固い
メタラーが見たらブチ切れそうだが彼らは実際メタルからの影響
受けているのでいちおう愛情もあるのだと肯定的に受け止めよう(笑)。

1曲目からいきなりラウドでゴリゴリしたモダンなリフ
爆走するもヴォーカルはムカつく(爆)ラップでサビは
メロコア風と、今更ながらのニューメタル、ラップメタル
曲調である!2曲目は野郎シンガロングで始まりメロコアっぽい
疾走感
を見せるがそこに加工されたキーの高いヴォーカル
登場しやはり一筋縄ではいかない曲調になっているな。
メロディーは青春パンク一歩手前こっ恥ずかしさがあるが
ギリギリで叙情メロコアに収まっているか!?3曲目は
クリーンギターが穏やかなバラード。4曲目はベースで
幕を開けバンドサウンドはハードロック風だがやはりヴォーカルが
ナマイキ極まるサグ気取りのラップだ!(爆)サビはメロコア風だな。
西海岸のバンドっぽくもやはりどこか叙情性があるあたりは
日本のバンドっぽい所か!?メロディアスなギターソロも聴けるぞ。
5曲目は妙に明るく穏やかでコミカルな要素もあるレゲエ風の曲。
やはりラップも入っている。6曲目はモダンさも感じさせる
アグレッシヴなバンドサウンドで爆走しヴォーカルは
レゲエスタイルを導入しているが本作の中ではストレートな曲調かも知れん。
7曲目は野郎シンガロング足踏み、ハンドクラップのみの
短いトラックで8曲目はスクラッチ音、唸るベースを聴かせつつ
爆走するハードロック寄りのバンドサウンドが聴けるハードコアだ!
ヴォーカルはシャウト系のダミ声でメロディーは無いが勢いがあり
良いのう!9曲目はバンドサウンドこそHRだが曲調は明るさ全開の
青春パンク風
薄気味悪いな(爆)。V系っぽいファルセットが聴ける
ブリッジはらしくなくて吹いてしまうわい!(笑)10曲目は
ミドルテンポで落ち着いたハードロックサウンドで始まるが
その後女性シンガーのようなヴォーカルとともに爆走!判りやすい
王道のメロコアでメロディーは哀愁系だがちょいとあざとさがあるな。
11曲目はレゲエというかラップというかそんな感じのヴォーカルが
聴ける明るいメロコア。ベースソロも聴けるぞ!12曲目は
クサさを感じさせるリードギターで始まる哀愁ロックバラード。
ギターソロも泣きのフレーズを聴かせこの辺はメタルの影響だろう。
12曲目は判りやすく爆走するメロコアで本作中最もストレートな楽曲である!
短いながらアコギも取り入れ叙情性を演出する明るすぎないタイプだな。


メロコアに様々なワルの音楽(爆)をブレンドするスタイルは不変だが
何か全体的にラップ色が濃くなっており「中学の頃ヤンキーやって
ブイブイ言わしてたグループに属してた人」
は楽しめるだろうが
所謂「中学の時イケてないグループに属していた人」
楽しめなさそうだな(爆)。勿論メタラーも楽しめないのう・・・!
スナップ写真はやはりメタルに対するディスだったか!?
爆走メロコアチューンにもほぼ必ずといっていいほどラップや
レゲエの要素が導入
されており本人達はもしかしたら
レベルミュージックを意識してアレンジしているのやも知れぬ・・・!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 70% お気に入り曲 チャイニーズ・ヒーロー、1sec.、
joker stomper、back to the sunset







"thread"




日本のミクスチャーメロコアバンドの9thアルバム。


エモ、メロコアを基本にレベルミュージック要素を導入しつつその一方で
HM/HRの要素も盛り込んだ国産ミクスチャーバンドの大御所による最新アルバムである!
パンクをルーツとしつつもそこにヒップホップやレゲエ、スカ等を導入という事で
これが海外のバンドならばフックの無いメロディーのつまらん音楽性になってしまうが
流石にそこは日本人だけにそういう部分はしかと心得ておりサビは非常にキャッチーで
判り易く
いくらワル振ろうとも聴き易さがあるのが持ち味だな・・・!

1曲目はメタリックさのあるギターが顔を出し70年代ハードロックでよくある
ブルージーさを持った枯れた味わいのリフが登場するも続いてベースが聴け
パンク的なノリとなりAメロはスカでブリッジ、サビはキャッチーになるのう・・・!
2曲目はワルなムードを放つラップで幕を開けるもその後はモダンさのある
ヘヴィリフが登場!
だがヴォーカルはサグなラップでもはやトレンドから
去った感のあるラップメタル要素
を見せるもサビはキャッチーなコーラスが
フックあるメロを聴かせ疾走するぞ!
3曲目はこれまたスカ的な要素を見せ
ちょいレゲエ成分を盛り込んでいるな・・・。4曲目はアコギも顔を出し
穏やかなムード
を見せるポップパンクに近いユルめの曲。5曲目はこれまた
早速ラップというかレゲエというか、そんな感じのレベルミュージック要素
強烈に放つアカペラの出だしからグルーヴィーなリフが登場、Aメロはまた
スカと言うかファンク的(?)な部分を見せワルっぽさを演出するもサビはやはり
キャッチー
になるのう・・・!後半は疾走するぞ!6曲目はルーズな穏やかさが目立った
ユルめの微妙なバラード系。7曲目はバンドサウンドに加えピアノ
顔を出しメロウさを見せるもヴォーカルがバカっぽさ満点メロコア、ポップパンク・・・
青春パンク臭プンプン
イラッとさせられるわい!(爆)まぁAメロは得意のスカになるが・・・。
珍しくギターソロも顔を出すがメロディーをそのままなぞるだけのプレイである。
8曲目もまたメロコア、青春パンク的なムードを放ち疾走するストレートな曲だが
アコギの使い方が上手くこの辺は流石のセンスを感じさせるのう・・・!
メロディーをなぞるギターソロもまた顔を出すぞ。9曲目はなかなかに
ワイルドなムードを醸し出すリフ
が聴けAメロは怪し気なスカ要素を見せ全体的に
胡散臭さがありエキゾチックな部分も見られるがサビは明るいキャッチーさを放ち
この曲調にこのサビはマッチしておらんのう・・・!マイナーキー一本で勝負して
頂きたかったわい!
インストパートは色々工夫してありなかなかに面白いが・・・。
10曲目はメロコアと言うかハードコア的な疾走感を見せる短くアグレッシヴな曲調
途中ミドルテンポになり2ステップモッシュを誘発する辺りもハードコアである!
11曲目はハーモニカの音色をバックに荒々しく疾走するファストチューンでサビが
早口で荒っぽく吐き捨てており勢い重視の姿勢を見せなかなかに面白いな・・・!
12曲目は荒々しくもエモさのあるバンドサウンドピアノも聴けここに来てようやく
メロウさが前面に押し出された哀愁ミドルチューンとなるが
メロディー(サビ)にフックが無いのが悔やまれるのう・・・!


どうやら落ち着いたウェットな方向性になったとバンド側が公言しており
確かにそんなユルい捨て曲も目立つがアグレッシヴな部分もまだ残っており
ただのポップバンドに成り下がるような事は無くアウトロー的レベルミュージック要素
色濃いがそれよりかつて存在していたエモ的な哀愁要素が減退しているのが気になるのう・・・!
メジャーシーンではマイナーキーを使ってはいけないという法律でもあるんか!?(爆)
元々メロウさで売っているバンドではなく昔から明るいハッピーな曲
普通に多かったがもはや“RIVER”みたいな曲は聴けんのだろうか・・・!




Amazon.co.jpで見てみる




満足度 68% お気に入り曲 JUNGLES  淋しさに火をくべ







もどる


inserted by FC2 system